前回のあらすじ
運営ちゃんに配布された有限磁石ペット。
強すぎる能力に対し、ビビり散らかす青月ファミリー。
しかし有用なのは事実なので、さてどうしたものか…


:
ヤッホー、マスター!お久しぶりでーす!
:
やぁリリー、久しぶりだね。武陵での修行はどう?
:
順調順調ー!パンダのお師匠、キビシーけど楽しーよ!んで今日はお休み!
:
そかそか、楽しそうで何よりだよ!武功パンダさんにもよろしくね!
:
あーい!
:
あぇ。見慣れないネコチャンですね。なんすかその子
:
あぁ、これはねー、今ちょっと話題の磁石ペットちゃんだよ
:
おやマスター、遂に呪いのアイテムに手を出してしまったんだね
:
おはようソニア。呪いだなんて、さすがに大げさ過ぎない?
:
どうだろう。チカラに溺れて身を滅ぼしかねない欲求に囚われてしまうリスクがあるなんて、呪いでなければなんだというのかな
:
あー…まぁ、たしかにね
:
呪いでもなんでも、ぶっ飛ばしちゃえばいーんだよ、マスター!
:
相変わらず君は考えることが単純だねぇ
:
そういうソニアはいっつも何言ってるかわかんないよー!
:
君はもうちょっと頭を使うべきなんじゃないかな
:
まぁまぁ
:
それで、どうなんだいマスター。磁石ペットを使ってみた所感は
:
うん。不便!!!
:
え、何で?
:
これは意外な返事だ。理由を聞かせてもらっていいかい
:
だってさ~~~
:
気が付いたらいなくなってるんだもん!!

:
何それー。バグー?
:
ううん。おなか空かせて帰っちゃう
:
えぇー
:
他のペット達はさ、みんな自分で餌を食べられるよう調教してるもんだからさ
:
ついついそのつもりで過ごしちゃって、餌を与え忘れちゃうんだよね
:
おやおやおや
:
で、気付いたら腹ペコで帰っちゃってる
:
それは、磁石ペットの性能云々ではなく、保護者としての怠慢なのではないかなぁ、マスター?
:
えへへ…全くもってその通りです。うひ
:
命を預かる者としての責任を…
:
ソニアは置いといてさ!! 実際のところ、どうなのどうなの?
:
やっぱり便利だねー!
:
アイテム回収のためにマップの隅々まで回る必要がないのはストレスがだいぶ軽減されるね
:
おぉー、さすがのパワー!
:
でも、アイテムやメルのドロップ率を上昇させてこそ、って感じは否めないかな
:
より多く回収できてこそ、というのはその通りだろうね
:
ただ、デュアルブレイドは縦横無尽にマップ内を飛び回れる方だろう
:
なら、磁石機能があればより効率が良くなるとも言えそうだ
:
そだね!その点ではめちゃくちゃ相性良さそう!
:
どう? どう? マスターも磁石ペット欲しくなっちゃった?
:
そりゃもうねー!
:
なので! これ以上欲しくなる前に、封印でーす!!
:
えぇー、ネコチャン…
:
チカラに吞み込まれる前に手放すのも強さの一つだよ、リリー
:
でもかわいーじゃん…
:
その点には同意だけどもね
:
私以外の誰かに適当に使わせておくよ
:
そうだね…今ペットを連れてないメルちゃんあたりに
:
なるほど、闇落ちしたメルにすのらびを襲わせようと、そういう魂胆だね?
:
違うよ!?

リリーマイト
リリー。拳で戦う系ガール。普段は武陵で武闘家パンダ達と修行してる
当然のように気をビームのように発射したり浮遊したりする…らしい
元々は武陵で修行してるうちにエセチャイナ…エセ武陵語を発するようになっちゃったみたいな設定だったけどやめたアル。鼻くそほじる系ヒロインは全く関係ないアルヨ
カンフーガールはみんなそういうわかりやすい設定にしたくなるよねって話

パラソニア
ソニア。魔法剣士。サマンサみたいなハーフ魔族で長生き。ちょっとだけミステリアスな雰囲気を醸し出す
落ち着いた口調でなんか難しそうな単語使うことも多いけど、実際のところはだいぶズレてるだけの変わり者、というのがファミリーからの総評
レベルはともかく実力は高い

シルヴィア
変わり者を集めることに定評のある連合マスター
当人が一番の変わり者だから仕方ないことなのかもしれない
おかげで補佐する人達が頭痛と胃痛で悩むわけよ。すまねぇらびー
配布ペットについてやんややんや言ってますが、ネタです
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