:今日は中の人がリアルでサバゲーに行ってるみたいね
:おかげで私たちは暇人ー
:そうよねー。何しようかなー
:ねー…
:…
:…私たちもサバゲ、しようか
:え?
始まります

:
―――というわけで皆さん。本日はお集まりいただきありがとう。
只今より、ビクトリア全土を舞台としたサバイバルゲームを開始しますわーわー
:
…実現しちゃったね
:
ね。言ってみるもんだわ
:
まさかのマスター、ノリノリである
:
最近出番少なかったのが原因じゃないかな
:
―――各自、フェアプレーの精神で臨んでください。怪我もしないように。
レベルに見合わない狩り場には近づかないように。
:
皆、よろしくね
:
いえいえこちらこそ。セッティングありがとうね
:
その辺のお礼はローズに言ってあげて。かなり頑張ってくれてたんだから
:
そうなんだ。ありがとうローズちゃん
:
えへへ
:
―――暗黒の魔法使いも復活したし、
ブラックヘヴンとかいう戦艦も出しゃばってきた昨今、
いつ戦争状態になるかわかりません。その訓練を兼ねています
:
…そういう建前なんだ
:
ビクトリアを管理してるお偉いさんはそれで納得してくれたみたいですよ
:
―――まぁそんなのは建前だ!!
思いっきり遊べおまえらあああーーーわーわー
:
―――それでは改めてルールの確認をします
:
よく聞いて再確認しましょ1.赤色チームと黄色チームに分かれての殲滅戦。敵陣営を全滅させれば勝利
:
一般的にサバゲーでは赤と黄色に分かれるよね
:
私たち二人がちょうど赤と黄色なのは…
:
ううん、中の人何も考えてなかったよ。全くの偶然
:
それはそれで運命的なものを感じるけれど。2.戦場はビクトリアアイランド全土
:
すごい規模だよね
:
まさか私もここまでとは思わなかったよ
:
聞いたときはびっくりしたよね
:
それだけマスター達が本気ってことだね
:
ちなみに旧ビクトリアマップを舞台にしています。色々都合がいいので。
:
新マップの道なき道を進んでいる、という設定でよろしく3.武器は制限なし。ただし殺傷能力を抑えた物を用意すること
:
サバゲーと言ってはいるけど、実際に銃器を使うキャラは少ないみたいね
:
マスター、銃を使うキャラほとんど作ってないからね…
:
でもま、その点は名も無き「一般兵士」を設定することでカバーしたみたい
:
私たちは陣営の幹部、隊長という設定ね4.一発でも敵からダメージを受けたらHIT判定、
飛んできた銃弾類は避けられるならどんどん避けるべし
また、武器を使って銃弾類を払うのもok
歩いてたり構えたりしてる時に武器に銃弾類が当たるとHIT
:
一発退場は当たり前よね
:
現実と違って超人ばかりだから避けたり払いのけたりできるのであり
実際はどんな状況であれ、プレイヤーの装備にも弾が当たったらアウトだよ5.不正防止・HIT判定のため、各プレイヤーに自律型オーバーロードカメラが随伴。

ローズによって不可視・不可聴結界・その他複数の魔法結界が施されており、
存在を感知することは出来ないためカメラを頼りに索敵することは不可能。
随伴プレイヤーのHIT時にはアナウンスが流れる。
悪質な道連れ防止のため、HIT判定を受けた者からの攻撃は1秒を過ぎると無効。
その他かなり高性能なシステムとなっている
:
これがすごいよねほんと
:
HITは自己申告制というのがサバゲーの良い所であり、問題でもあるからね
ゾンビ行為、ダメ絶対
:
それにしても、めちゃくちゃ高性能じゃない?このカメラ
:
ふふふ。私の魔力の結晶です
:
一台欲しいな~6.一般人にもエリアを開放しているため充分注意すること
参加者はあらかじめ名前と顔を登録しておくこと
仮に戦闘中に一般人が現れた場合、戦闘を中止すること
なるべく街中での戦闘は避けることが好ましいが、禁止ではない
一般人に危害を加えたものは、状況・理由を問わず退場となる。
またチームにもペナルティが課せられる。(一時的な通信制限)
:
通常は一般人立ち入り禁止の看板とか出して事故予防してるからね
:
さすがに島を丸ごと貸し切るとか不可能だから仕方ないね
:
そこで次のルールが活きます7.各チームに一名のみ、シークレットプレイヤー(SP)を設定できる。
情報を公開されず、一般人に紛れて敵陣へ潜り込むことが可能
:
ジレンマが発生するわけです
:
一般人かもしれないけど参加者かもしれない。怪しくてもすぐには攻撃できない。
そういうわけよね
:
なかなか厄介な存在ねー…
:
SPは奇襲し放題だね!
:
それを防ぐために、二人一組以上での行動が基本になるね8:各チームに一名ずつリーダーを設定。リーダーがHITされると以後通信が制限される
:
さっきもあったけど、通信制限って具体的には?
:
1対1での通信しか出来ない
連続での通信が出来ない
たまにノイズ入ったりする
敵チームにも聞かれたりする
…などなど。
:
チーム全体で動くのに不便になるし、確実で素早い情報伝達も出来ないし、
奇襲も難しくなっちゃう。そういうわけね
:
出来る限り早く敵将を撃ち滅ぼすのでござる
:
SPの役割は大きいです
:
―――などなど。あとは各自に配布しているルールブックを確認してください
:
チームの最終確認をするね。まずは黄色チーム。 
:らびーらびー

:
時空放浪人(指揮官) 
:Sylvia

:ぐらっしあ

:怪しい占い師

:撫子

:高く跳びたい

:長く飛びたい

:速くとびたい

:花束
+戦闘員の皆さん

:
…もちろんSPは秘密よね
:
まぁね♪
:
そちらのリーダーさんはマスターなんですね
:
うん。らびーは突撃兵だしね
:
ふぅん…らびーさんは潜伏したりしないんですね
:
あっ
:
…まぁ、いいけど
:
じゃあ次は赤色チームの紹介です 
:ずっと撃つ

:
RosenBerG彡(指揮官) 
:サマンサ

:池輝暴威

:池輝我或

:下品課長

:青の暁
.jpg)
:マローニ

:ラプソニア

:エカは神
+戦闘員

:
そっちは紫が指揮官なんだね
:
そうですよ。でも、誰が突撃するかは秘密です
:
ぐぬぬ
:
やれやれ
:
私とらびーはサバゲー的に実力者である、ということで別チーム、
あとは適当に戦力が良い感じになるように分けたり各自スカウトしたり…
:
ほとんどは中の人の使用キャラだけど、一部ゲストさんも交じってるのね
:
撫子さんなんてこの企画専用キャラを用意してくれましたからね。
ガチですよガチ。今では立派なワイルドハンターです
:
でも、こうみると銃使いが少ないですねぇ
:
ま、それは仕方ないね
:
戦闘員には銃持たせてるからね。それでカバーだよ
:
そういえば、マスターのお嫁さんのルイスさんは不参加なんだね
:
マスターがスカウトしてるのはみましたが「痛いのは嫌」って断られてました
:
そっかー。
:
みんなー、準備は出来たー?
:
あ、そろそろ開始かな
:
それじゃあスタート位置へ向かいましょ
:
私たちも移動ですよー
:
オッケー。じゃ、頑張りましょう。次に会うときは戦場よ。手加減はしないから
:
―――なお、敗者には罰ゲームとしてビクトリア100周マラソンを課しますので
精々頑張りやがれおまえらあああ
:
…!?
:
そんなルールなかったはずだけど
:
あ。ルールブックの隅に超ちっちゃく書いてる
:
…負けない自信があるわけですね。私も舐められたものですというわけで次回、開戦です
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